ナコ先生!猫アレルギーでも飼いやすい猫ちゃんがいるって本当?
本当だよ!これから9種の可愛い猫ちゃん紹介するから
ちゃんと聞くんだよ!
はいにゃ!
猫アレルギーを持つ方でも猫と暮らしたいと願う方に朗報です。
アレルゲンが少ない猫種を選べば、アレルギーの影響を最小限に抑えながら、愛らしい猫との生活を楽しむことができます。
この記事では、アレルギーが出にくい猫種9選とその特徴、さらに猫アレルギーの原因や対策について詳しく解説します。
もくじ
猫アレルギーの原因と症状
原因
猫アレルギーの主な原因は、猫の体から分泌される特定のタンパク質にあります。
猫の皮脂腺から分泌される「Fel d1」や、唾液に含まれる「Fel d4」といったタンパク質がアレルゲンとして働くためです。これらのアレルゲンは、毛繕いの際に体毛に付着し、その後、空気中に飛散します。これがアレルギー反応を引き起こす原因となります。
したがって、猫アレルギーは、アレルゲンへの対策が重要となります。
症状
猫アレルギーは、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。
猫アレルギーの症状は、軽度なものから重度なものまで幅広く存在し、健康に深刻な影響を及ぼすことがあります。
主に、目のかゆみ、鼻水、くしゃみ、喉の炎症、顔や舌のむくみ、全身の赤みやかゆみなどがあり、重度の場合には喘息やアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。
そのため、猫アレルギーは症状の幅が広く、場合によっては生命に関わることもあるため、注意が必要です。
対策
猫アレルギーの症状を軽減するためには、いくつかの対策が有効です。
アレルゲンの拡散や接触を減らすことで、症状の緩和が期待できるためです。具体的には、空気清浄機の使用や定期的な掃除、猫の毛をこまめに取り除くことが効果的です。また、猫を触った後はすぐに手を洗うことも重要です。
これらの対策を実施し、猫アレルギーの症状を効果的に軽減しましょう。
アレルギーが出にくい猫種
アレルゲン物質が少ない猫
- オシキャット
オシキャットは、アレルギーを発症しにくい猫種として注目されています。これは、この猫種がアレルギーの原因となる糖たんぱくの生成が少なく、アレルギー反応を引き起こしにくいためです。オシキャットはアメリカ生まれの短毛種で、アーモンド形の大きな目が特徴です。毛のお手入れがしやすく、アレルギーの原因物質が少ないため、アレルギーを発症しにくいと考えられています。そのため、オシキャットは、アレルギーに配慮したい方にとって適した猫種です。
- サイベリアン
サイベリアンは、アレルギーを引き起こしにくい猫種として人気があります。これは、サイベリアンが「Fel d1」というアレルギーの原因となるタンパク質の生成が少ないことで知られているためです。サイベリアンはフワフワした豊かな毛並みを持つロシア原産の猫で、実際に猫アレルギーを持つ方でも飼っているケースが多いです。このように、サイベリアンはアレルギーを持つ方にも適した猫種です。
- バリニーズ
バリニーズは、アレルギーのリスクが低い猫種として注目されています。これは、この猫種が抜け毛が少なく、アレルゲン物質の生成が少ないため、アレルギーを引き起こしにくいとされているからです。バリニーズはシャム猫から変異して生まれた珍しい猫で、4種類のおしゃれなポイントカラーの被毛が特徴です。そのため、バリニーズは、アレルギーに配慮したい方にとって魅力的な選択肢です。
短毛でアレルゲンを溜め込みにくい猫
- ロシアンブルー
ロシアンブルーは、アレルギーを引き起こしにくい猫種です。これは、この猫種が「Fel d1」というアレルゲン物質の生成が少なく、さらに毛が少なく抜けにくい特性があるためです。ロシアンブルーはブルーグレーの美しい短毛を持ち、「Fel d1」の生成が少ないことで知られています。そのため、ロシアンブルーはアレルギーに配慮したい方に適した猫種です。
- オリエンタルショートヘア
オリエンタルショートヘアは、飼いやすくアレルギーに配慮したい方にも適した猫種です。これは、この猫種が短毛であるため、アレルゲンを溜め込みにくく、さらに愛情深い性格を持っているからです。オリエンタルショートヘアは大きな耳が特徴で、エレガントな雰囲気を持つ短毛種です。そのため、オリエンタルショートヘアは、飼いやすくアレルギーに配慮したい方にとって魅力的な選択肢です。
- コーニッシュレックス
コーニッシュレックスは、アレルギーのリスクを抑えやすい猫種です。これは、この猫種が毛が抜けにくいため、アレルゲンが空気中に広がりにくいからです。コーニッシュレックスは体が巻き毛で覆われており、くるくるとした毛がキュートで、毛が抜けにくいのが特徴です。そのため、コーニッシュレックスは、アレルギーを抑えたい方にとって適した猫種です。
無毛または特殊な被毛の猫
- スフィンクス
スフィンクスは、アレルギーを引き起こしにくい猫種です。これは、スフィンクスが被毛がないため、アレルゲンの拡散が少ないからです。被毛がないことでアレルゲンの拡散が抑えられる一方で、スフィンクスは寒さに弱いため、適切な環境管理が必要です。そのため、スフィンクスはアレルギーを抑えたい方に適していますが、寒さへの配慮が必要です。
- デボンレックス
デボンレックスは、アレルゲンを溜め込みにくい猫種です。これは、この猫種がウェーブした短い被毛を持ち、アレルゲンが毛に溜まりにくいからです。デボンレックスは大きな耳とさざ波のような被毛が特徴で、その魅力的な外見も人気です。そのため、デボンレックスは、アレルギーに配慮したい方に適した猫種です。
- ベンガル(うちの子のナコ先生です💕)
ベンガルは、アレルギーのリスクが低い猫種です。これは、この猫種が毛が抜けにくく、毛繕いの頻度が少ないため、アレルゲンの拡散が抑えられるからです。ベンガルは野生のヤマネコと短毛のイエネコを組み合わせて誕生した猫で、ガッチリしたボディが特徴です。そのため、ベンガルはアレルギーに配慮したい方に適した猫種です。
猫アレルギー対策グッズ
空気清浄機
猫アレルギーを持つ方にとって、空気清浄機は非常に重要なアイテムです。高性能の空気清浄機は、空気中に漂う猫のアレルゲンを効果的に除去します。HEPAフィルターを搭載したモデルは特におすすめで、微細なアレルゲンを99%以上捕捉する能力があります。部屋のサイズに適したモデルを選び、常に清潔な空気を維持しましょう。
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アレルゲンを減らすフード
猫の食事にも工夫を加えることで、アレルギー症状を軽減することが可能です。「ピュリナ プロプラン リブクリア」は、猫の体内で生成されるアレルゲンを減少させる効果があるとされています。特定の成分が猫の唾液中のアレルゲンを低減し、それが被毛に付着する量を減らすことで、アレルギー反応を抑える手助けをします。定期的に獣医と相談し、猫の健康状態を確認しながらフードを選びましょう。
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除菌スプレーと爪とぎ
日常の掃除に加えて、除菌スプレーを活用することで、環境中のアレルゲンをさらに減らすことができます。「カンファペット」は、ペットが舐めても安全な成分で作られており、家具や床、猫の寝床などにスプレーすることで、アレルゲンの拡散を防ぎます。
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猫アレルギー持ちの予防方法
一緒に寝ない
猫と一緒に寝ることは、アレルギー症状を悪化させる主な原因となります。
- 寝室を猫アレルギー対策の 最重要エリア として考えましょう
- 猫用のベッドを別室に用意し、そこで寝る習慣をつけさせます
- 寝具には 防ダニカバー を使用し、定期的に洗濯しましょう
これらの対策により、夜間のアレルギー症状を大幅に軽減できます。
ベッドルームに入れない
寝室を完全な「猫フリーゾーン」にすることで、アレルギー症状をさらに軽減できます。
- 寝室のドアは常に閉めておき、猫が入れないようにします
- エアコンや空気清浄機のフィルターを定期的に交換し、室内の空気質を改善します
- 寝室の掃除は特に念入りに行い、猫のアレルゲンを除去します
これにより、睡眠の質が向上し、朝のアレルギー症状も軽減されます。
手洗い
猫との接触後の手洗いは、アレルギー症状の予防に非常に効果的です。
- 猫と触れ合った後は 必ず石鹸で手を洗う 習慣をつけましょう
- 顔や目を触る前に手を洗うことで、アレルゲンの拡散を防ぎます
- ハンドクリームを使用し、頻繁な手洗いによる肌の乾燥を防ぎましょう
これらの簡単な習慣により、アレルギー症状の発生リスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
猫アレルギーを持つ方でも、アレルゲンが少ない猫種を選ぶことで、猫との生活を楽しむことができます。
オシキャットやサイベリアンなどの猫種は、アレルギーを引き起こしにくい特徴があります。また、アレルギー対策グッズを活用し、快適な生活環境を整えることが重要です。
適切な知識と準備で、猫との素晴らしい生活を実現しましょう。